2010年8月13日金曜日

8月13日

重症症例の情報伝達
我々の病院では麻酔科術前外来を開設している。
手術までの流れはこうだ、
「手術申し込み→麻酔科初診→入院→麻酔科再診→手術」
麻酔申し込みの時点で、外来診察票が作成され、術前検査が記入される。
診察票を作成するのはレジデントの仕事、外来担当は麻酔科専門医が行っている。
手術の日の麻酔の責任番(スーパーバイザー)が、その前日に患者と面会して「最終チェック」を行うのが「麻酔科再診」。この時点では麻酔に関するリスクは一旦洗い出されていることが望ましい。
このためには、初診の段階で麻酔のリスクを拾い出して、適切に再診医に伝達するシステムを作る必要がある。まずは、初診医が重症症例を見落とさないことが必要になる。
対策として、レジデントが診察票を作成する際に、「これは重症」と感じた症例については診察票をコピー、ファイリングして僕か副部長の先生が随時チェックすることにした。
チェックした診察票のコピーは初診ファイルに挟み込まれるので、初診担当医は挟み込まれたコピーを見ることで、重症症例が新患として受診する予定であることがわかる。

重症な患者を外来でどのように診療し、リスクを共有したのか。実際の麻酔の顛末はどうなったのか。そのようなケースファイルを蓄積したら面白いのではないかと思っている。

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