2010年11月20日土曜日

11月19日

施設見学
今週の木曜日に某大学病院を見学した。昔からその病院は術前外来に力を入れていることは知っていて、最近そのシステムを丸ごと電子化したということで、前々から一度その実態を見せて貰いたいと思っていた。
われわれの病院もいわゆる術前外来を行っていて、公平な目で見てもずいぶん力を入れている方だと思う。問題は術前診察用紙が紙ベースであるため病院の電算システムと完全に切り離されている点で、コンピューターに表示されている検査結果や既往歴を紙に書き込むという多大な労力をレジデントに強いている。
この部分を電子化するとなると、それをどんな業者に依頼するか?ということが問題になる。病院の電子カルテを作成しているメーカーは手術室などの「部門」にはあまり強くないようで、特に心電図とか血圧のデーターを大量に入力しないといけないような「電子チャート」となると電子カルテのメーカーというよりはモニターのメーカーの方が圧倒的に強い。
術前外来の電子化については通常の外来の延長と考えてシステムの電子カルテから作り込むか、チャートとの連携を重視して麻酔モニターのメーカーのものを利用するか、ということになる。今回訪れた病院はモニターメーカーのものを導入し、病院の実態に合わせてカスタマイズすることでかなりうまく運営していた。
その病院のボスは以前から存じ上げていて、何かと相談したりアドバイスしてもらったりしていたのだが、今回またお世話になってしまい申し訳ないことだと思う。病院に着任されて20年弱とのことだったが、今回拝見した施設はその年月に値するだけのすばらしい出来ばえだった。

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