2011年1月14日金曜日

1月14日

酸素配管の工事
うちの病院は立て替え工事の真っ最中だ。土地があれば新しい建物を別に造って、一気に引っ越し・・という手もあるのだろうが、残念ながらそのような環境ではないので、病院の一部を壊してはそこに新しく建てる作業の連続になる。旧棟を破壊するときに、旧棟に敷設されている酸素配管の圧を下げないと大変なことになる。本格的に旧棟を破壊する前に、旧棟と新棟の間に閉鎖バルブを設置する必要があるわけだ。
そんなわけで、今日は酸素配管の工事があった。僕は医療ガス安全委員会の委員長らしく、気がついたら病院代表で工事期間中の酸素供給について説明を聞く人になっていた。
工事の間は7000Lのボンベで酸素を供給する。麻酔器1台で仮に酸素6L/minを流すと一時間で360L。うちの手術室は10室で、今日は横8列の麻酔になったので、合計すると1時間でおよそ3000L消費する。バルブの設置にはおよそ4時間、配管の点検もついでにおこなって合計およそ8時間、4本のボンベをつかった計算になる。人工呼吸器はもっと大変で、定常流として10Lから20Lの酸素を常に消費するらしい。
今日の工事で、手術室の壁に設置されている酸素供給圧アラームのことや、院内の酸素配管の仕組みとかいろいろ勉強なった。大きなトラブルなく工事も終了できて安心した。施設課と酸素会社の皆様ありがとうございました。

朝の検討会では勉強会がはじまった。今日は「麻酔科医と創感染」のレビュー。体温の保持と抗菌薬の正確な投与にエビデンスがあって、輸液管理、高濃度酸素、輸血療法、厳密な血糖管理は結論がでていない状況とのことだ。M先生おつかれさま。

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