2011年7月15日金曜日

7月15日

キセノン
キセノンに麻酔効果があって、しかも麻酔薬として有能であるということは論文その他で知っていた。大学時代には、他学の知人がキセノンの研究をしていたので親しみも持っていたのだが、何しろ完全な閉鎖式麻酔回路が必要とあって市販されることはないだろうと勝手に想像していた。
今週、某医療ガスメーカーがやってきたのだが、キセノンを麻酔薬として販売したいらしい。一回の麻酔に費用がいくらかかるか試算していて、もしかすると本気なのかとおもったら、フランスではすでに販売していて、専用の麻酔器もあるらしい。
率直に言って、最近話題のデスフルランよりよっぽど話題性があるし、臨床的にも有益なのではないかと思う。アメリカで販売していないことも魅力で、ガラパゴス的にキセノンが使いやすい環境を国内独自に整えたらどうだろうか。

今日の勉強会はY先生が硬膜外チュービングの技術について発表した。硬膜外穿刺がなされた後、カテーテルを挿入する前に5mlの生理食塩水を硬膜外腔に注入すると、カテーテルの血管内留置が減るのだという。論文を2つ組み合わせての発表でおもしろかった。
レジの一人が硬膜外麻酔をしていたので、どうやってチュービングしたのかこっそり聞いてみた。今日は生食を注入したらしい。影響力あるね。

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