2011年8月19日金曜日

8月19日

区域麻酔の鎮静とせん妄
今日の勉強会は脊椎麻酔中の鎮静深度と術後せん妄に ついてH先生が発表した。
Sedation depth during spinal anesthesia and the development of postoperative delirium in elderly patients undergoing hip fracture repair. Mayo Clin Proc. 2010 Jan;85(1):18-26.

鎮静の深さをBISでコントロールして、深鎮静(BIS=50)と浅鎮静(BIS=80)で比較すると浅い鎮静で麻酔管理をした方が術後せん妄が少ないとのこと。鎮静はプロポフォールで行っているので、プロポフォールに特異的な問題なのか、普遍的なものなのか不明。脊椎麻酔施行直前にミダゾラムが投与されていて、これがせん妄を誘発されるリスクにはなりえる。デクスメデトミジンは自発呼吸が温存されやすいという理由で区域麻酔中の鎮静剤としての適応をとろうとしているようだが、抗せん妄効果が顕著ならばなおさら選択される機会は増えるだろう。

追加:
19日の夜に行われた近畿麻酔研究会に参加してきました。経口補水の演題をS先生に出してもらったのですが、不勉強なことに、これまで、そのような研究会があることすら知りませんでした。一般演題・特別演題ともに面白い内容で、質疑応答も活発に行われていておどろきました。会場は大阪駅すぐ近くのホテルでしたが、大阪駅がすっかり新しく、都会的になっていて、これにもびっくりしました。

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