2011年8月5日金曜日

8月5日

ERAS
今日はM先生がERASについての勉強会をしてくれた。ERASの定義、手技上の注意点と、下部消化管とAAAでの成績の紹介を組み合わせた発表だった。ERASは術後回復によさそうな手技を幾つか組み合わせて有用性を試しているのだが、それぞれの手技が どうして必要なのか、それ以外に必要な手技はないのか、という議論はされているのだろうか。
8月に入った。この病院で働いて1年が経過したことになる。麻酔科の皆様の努力により無事に過ごすことができました。充実した1年でした。感謝。
来週は夏休みということでお休みします。

2 件のコメント:

  1. 8月12日
    今日の勉強会は小児のEmergence Deliriumについてのreviewでした。

    Emergence delirium in children: many questions, few answers. Anesth Analg. 2007

    覚醒時せん妄が初めて報告されたのが1960年代、、

    The incidence and etiology of postanesthetic excitement. Anesthesiology.1961

    これと読み比べてみると、この分野があまり進歩していないのがよくわかります。やはり定義や評価方法がいまいち統一されていないのが原因かもしれません。
    個人的にはPAED scaleという評価方法が少し興味深いところです。

    Development and psychometric evaluation of the pediatric anesthesia emergence delirium scale. Anesthesiology. 2004

    delirium,agitation,excitementと3つの表現がよく使われますが、印象としてはdeliriumが有力でしょうか。

    夏休みもあと1日ですね。
    また来週からよろしくお願いします。。

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  2. 勉強会お疲れ様でした。
    集中治療領域におけるせん妄をsepsisに関連する脳症として定義する考え方があります。肺や腎に器質的な障害がなくても、sepsisにともなってARDS/AKIが起きるように、sepsisで脳機能が低下することもあるかな?ということですね。僕はあるんじゃないかと思っていますが、どうでしょうか。
    覚醒時せん妄はもう少し短時間のものなので、また違った病態を考えないといけないのでしょうが、先生が言うとおり、この領域の研究はとても少ないので固いことはなにも言えないですね。

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