2012年4月20日金曜日

4月20日

NRSと循環パラメーターの関係
今日は学会の用事でミーティングは欠席させてもらった。病院では新しいフロートラックモニターのデモをお願いしているはずだ。数日前に見せて貰った限りでは、ビジュアルに工夫が凝らされていて、モニターとしてだけでなく、血行病態の診断ツールとしても使えるようになった印象。

Effects of acute postoperative pain on catecholamine plasma levels, hemodynamic parameters, and cardiac autonomic control. Pain. 2012 PubMed PMID: 22305628.
急性痛は交感神経を優位にして高血圧や頻脈を引き起こすと信じられている。ならば血圧や心拍数などの循環パラメーターと血中カテコラミン濃度などで表される交感神経の緊張度は疼痛の強さと相関するか?という研究。術後疼痛の強いグループでは血圧と血中ノルアドレナリンはわずかに上昇。総じて交感神経の緊張度と疼痛の強さの関係は弱い。循環の指標が正常でも疼痛は存在しうる、血圧や心拍数などは疼痛の尺度にはなりそうにない、とのこと。術後患者のNRSを収拾した印象では、NRS自体の信頼性に限界があるようにも思われる。


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