2012年5月19日土曜日

5月18日

ICUにおける抜管
今日はMD先生の勉強会、ICUにおける抜管について論文を読んでもらった。自発呼吸テストを毎日行うと人工呼吸期間が短縮される、それに鎮静の中断をあわせるとより早く抜管できてICU滞在期間も短縮する・・という内容。
Efficacy and safety of a paired sedation and ventilator weaning protocol for mechanicallyventilated patients in intensive care (Awakening and Breathing Controlled trial):a randomised controlled trial. Lancet. 2008 PMID:18191684.
有名な論文だが、今回改めて読むと再挿管率が高いことに驚く。SBT群もSBT+SAT群も約15%の再挿管率である。
SBTは抜管に向けて行う検査だが、抜管できることは示しても抜管できないことを示すものではないのかもしれない。現状では、
1)SBTで早期抜管を行えば院内肺炎の罹患率は減少し、全体の死亡率は低下する。
2)再挿管患者の予後は悪いので、再挿管を予防しようとすれば抜管は躊躇され人工呼吸期間は延長する。
3)第三の選択肢である気管切開は早期に施行しても予後を改善するものではない
ここにも安易な回答はない、ということのようだ。

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