2012年6月2日土曜日

6月1日:小児人工呼吸からの離脱

小児人工呼吸からの離脱
今日はICUローテータK先生の卒業講義、小児における人工呼吸からの離脱についての総論を抄読してもらった。
Weaning and extubation readiness in pediatric patients. Pediatr Crit Care Med. PMID: 19057432
再挿管率は2-20%で挿管期間との関係は少ない。SBTの可否の基準にRapid shallow breathing index (RSBI)があるが、小児では成長とともに呼吸回数や一回換気量が変化するのでかならずしも有効にならない。SBT期間中はTピース、CPAP+/-PSは同等。カフリークテストは上気道トラブルを十分に予測できない。ステロイドは有効である可能性がある、など。小児科志望の研修医のため小児を題材に発表してもらったがやはり気になるのは自分の病院のICUでのウィニングプロトコールだろう。当院はPeep+PSで再挿管率はざっと6%である。日本のICUでの実態はどれくらいなのだろうか。
もう一つ、M先生の麻酔科学会の予行。当院における術後痛の実態を後ろ向きに調査してもらった。ほとんどの手術でPCAが使われ、80%を越える患者はNRS4以下である。中には強い痛みを訴える患者が存在し、その割合は術式によって異なる。術後痛はいろんな要素で決定されるが、今回は鎮痛法と術式にfocusして発表する。他の要素に患者属性や離床の早さなどがあるだろう。このあたりは改めて調査したい。

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