2013年4月20日土曜日

4月19日:局所麻酔薬の効果時間

今日はレジデントY先生の勉強会。局所麻酔薬はslow onset / long duration (SOLD)のものとfast onset / immediate duration (FOID)のものがあり、single shotでブロックする場合一長一短なのだが、混ぜると両者の特性が生かせるという論文。
The effect of mixing 1.5% mepivacaine and 0.5% bupivacaine on duration of analgesia and latency of block onset in ultrasound-guided interscalene block. Anesth Analg. 2011 PMID: 21156983.
一般的に使われる局所麻酔薬として、リドカイン(キシロカイン)はFOID、レボブピバカイン(ポプスカイン)、ロピバカイン(アナペイン)はSOLDなのだが、僕たちはポプスカインとアナペインしか使わないので特性を勉強する必要性が少ない。
研修医も、上記3剤については持続時間、運動神経ブロックの強さ、毒性の出やすさ、について知ってもらいたい。

先週もミーティングをしたのだが、ブログの更新ができていなかった。忙しかった・・わけではなく忘れてました。すいません。
先週はM先生の勉強会で、術前のeGFRと術後の患者予後の関係を調べた論文の抄読。
Preoperative Estimates of Glomerular Filtration Rate as Predictors of Outcome after Surgery: A Systematic Review and Meta-analysis. Anesthesiology. 2013 PMID: 23377223.
術後30日以内の死亡はeGFRが60以下で3倍に増加する。我々の病院ではほとんどの患者がeGFR60以下であり、GFR60以上はよほど健康な印象もあるので、3倍の意味合いは微妙かも知れない。とは言え、周術期リスクはGFRの低下とともに上昇するのだが。

当院では木曜の朝に研修医への勉強会を行っている。今年から麻酔科も参加することにした。先週がその第一弾ということで、気管挿管について話をしてきた。朝早くからの講義だったが、みなさん熱心に聞いてもらってよかったです。

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