2013年8月31日土曜日

8月30日:子宮筋腫塞栓術の鎮痛管理

今日の勉強会は麻酔科学会関西地方会の予行。O→M先生の発表で、内容は子宮筋腫塞栓術の鎮痛管理の現状についての報告。
筋腫塞栓術(UAE)は手術せず筋腫を治療する方法の一つ。手術をしなくてすむという点で人気があるようだ。実際には子宮動脈を塞栓し筋腫を壊死させるタイミングでそれなりの痛みが生じる。何らかの鎮痛処置が必要で、世間ではiv-PCAや硬膜外麻酔が利用されている。当院は硬膜外を使っているが、どの程度の除痛が実現できていたか不明だったので調べてもらった。
硬膜外カテは処置前日に挿入、塞栓術直前に1%リドカイン5mlを注入。その後ロピバカイン+フェンタニルのPCEA 。塞栓術直後から2時間後くらいまでの痛みの強さはNRS(0-10)で6。かなり痛い。硬膜外は胸腰椎移行部前後から挿入されているが、挿入部位と痛みの強さに関連はない。術後の副作用として悪心嘔吐が70%の患者に発生している。血圧低下やしびれの頻度は少ない。硬膜外という侵襲的な鎮痛法を選択しているにもかかわらず処置直後に強い痛みが出現していることは注意すべきだろう。
発表期待しています。

僕の主宰する勉強会は今日が最後でした。臨床の充実した職場でしたが、それだけではいけないという気持ちで続けた会でした。このブログはそのミーティングの記録です。役割は果たしましたので今回で終了です。
ミーティングや勉強会は続くと思いますが、内容や意味合いは変わるでしょうし、変わるべきだと思います。

今後、何かを発信する必要があれば
http://fumimasaamaya.blogspot.jp/
に戻ります。

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